否定的な内容が続いたので、今後の心構えを記しておきます
前置きとして、以下に示す考え方は以前新卒で自衛隊に入隊し2年で除隊、その後の一年はフリーターとして不安な日々を過ごした経験に基づき、どうしてたら不安が和らぐかといことを考え、出てきた結論です
少々長いですがお付き合い頂けますと幸いです
1.まず大前提として不安はなくならないことを知る
不安は自分の生存を守る為に獲得した能力です。故に無くすことは不可能であり、程度の差こそあれ常に存在するものです。
ですので不安や恐怖を抱く自分を否定することはせず、受け容れていきましょう。
抱え込めなければカウンセラーなど遠慮なく他人に頼るのがベストです
2.不安の正体を知る
結論から言うと不安の正体は
「未だ起こっていないこと。今後起こり得る最悪のこと」
であると私は考えます。
つまり結構漠然としたものであることが多いです。
その場合、焦点が未来(起こるかどうかもわからないこと)にあるので、思考を今現在に移す作業が必要になってきます
3.先のことは考えない、今出来ることに集中する
2.にも通じますが、私達は常に今現在を生きています。よって私達が働き掛けられるのは今のこの時点で出来ることのみとなっています。
今出来るのは何か?
そこに集中出来れば自ずとやれることはみつかりますし、やれることがなければ美味いもんでも食べて糞して寝ましょう
4.今出来ることが見つかればとにかく行動
個人的にこれが最も重要であると考えてます。
行動することは唯一具体的な改善への働きかけになるので、そこから生まれる安心感は計り知れません。
結果失敗はしても、改善点は見えてきますし、何より能動的に人生をコントロールしようという行為自体、人生の主体は自分であるという認識を再確認させてくれます。
加えて新しい環境や経験からは世界が広いことを実感させてもらえ、閉塞感を打破するものとしてもとても有効となります。
5.真面目にならない
真面目なこと書いてて矛盾してるのですが、問題に直面した時は真面目に向き合わないことです。
真面目になると視野や思考が狭くなり、取れたはずの有効な手立てなどが取れなかったり、求めるべき助けを求められなかったりと案外いいことはないです。
私は去年から太極拳を習っているのですが、そこで重要視されているのが、「脱力」そして「真面目にやらないこと」です。
強張ると大きくゆっくり動けなくなります。そして、顔つきも恐くなってるそうです笑
挑戦と不安はセットであり、同時に失敗もおまけについてきます。
失敗するのが当たり前なんだから
そう楽に捉えるようにしてもいいのかもしれません
6.孤独にならない、逃げ場となるコミュニティを必ず持つこと
努力すれば報われる、頑張ればなんでもできる
私はどの教育現場でもこうしたことは教えられてるし、この考え方は脳幹レベルで浸透してると思います。
ですが人1人の力なんて微々たるものです。
何の装備もなく雪山登山なんてすれば確実にあの世が待っています。頑張ったところでどうしようもありません。
それに努力頑張り推進派が機械を一切使わない、なんて話聞いたこともありません(機械は人が頑張らなくていいように作られました)
ならば頑張る頑張るいうよりも、無力であることを自覚して人や集団に頼る方が可愛げがあるというものです
そのためにも、自分が素直に帰属出来るコミュニティを持つことは不安を和らげる意味でもとても重要です。
筆者も先に挙げた太極拳サークル以外にも社交ダンスサークルに所属しています。
どちらも競争を重んじるものではなく、安心して行えるものであるために個人的にオススメです。
ただ、そのサークルの選定は慎重に。
ものによっては参加や試合を強制される場合もありますし、激しいものだと余計に体力と精神を擦り減らす場合もありますので
これも最適なものを見つけるのは中々難しいので、失敗することを前提に探してみましょう。
そしてコミュニティもそうですが、頼れる人も無理のない範囲で探してみるのがいいと思います。
筆者の友人には食堂勤務してる人が居ますが、残り物をしょっちゅうくれるので食費が浮いて助かってます笑
その代わり食事は必ず奢るようにしてます。
そうしたギブアンドテイクが出来る関係は理想的かもしれません。